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REPORT
レポート

HOMEREPORT 〉 咬合療法コース
  • 2016.03

    2016年3月12、13日、御茶ノ水で行われた「筒井塾・咬合療法コース(第2回)」”包括歯科臨床・咀嚼運動から捉えた咬合面形態”に、ZOO LABO架工部の佐藤栄司が参加しました。

     参加者:  架工部 / 佐藤 栄司

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    架工部 : 佐藤 栄司

    包括歯科臨床
    咀嚼運動から捉えた咬合面形態

    前回の講義で生理学的咬合学より、様々な病的発症に至ったメカニズム(原因・流れ)を探してひずみをほどき、補綴学的咬合学より修復の必要があれば補綴をするという流れから、2つには整合性が必要であるということを学ばせて頂きました。今回はその整合性につながる部分に焦点をあてた内容でした。

    まず、生理学的咬合学より様々な病的発症に至ったメカニズムを探す為には、患者様の個性を知ることから始まります。患者様が持つ咀嚼運動(以下チューイング)は様々です。右咬み、左咬み、前咬み、咬合面アーチが前方から見た際に逆側湾曲している、歯列のどこかに干渉があるなど。

    それを知る方法の一つとして、ナソヘキサグラフがあります。ナソヘキサグラフとは、患者様に器具を装着して頂き、チューイングをデジタル的に評価する器材です。

    その結果をもとに患者様独自のチューイングを把握し、態癖とそこから生じる歯列の不具合を特定し、患者様への指導、スプリントでの咬み合わせの改善を経て、必要があれば補綴学的咬合へと移ります。

    補綴学的咬合学で重要になるのが、咬合面形態と配列です。咬合面形態は、展開角が130度、ABCコンタクトの付与、しっかりとしたグルービングのことです。配列ではアイデアルアーチの付与による舌房の確保と中心溝の総一による連続性が大切です。これらを付与することで、ICP(咬頭嵌合位)からのチューニングを妨げる干渉を無くして、スムーズなチューイングができることが患者様に一番合う補綴となります。

    今回学んだ部分は今すぐにでも臨床に通ずるものと思い、本日からの製作に役立てたいと強く感じました。