▼左:サンドブラスター中です/右:予定盛りだくさんで色々学びます
7月5日、12日の2日間にに、技工士学校の生徒を対象とした体験入社を行いました。
インターンシップ制度のようなしっかりとしたものではないのですが、横浜歯科技術専門学校から2名、新東京歯科技工学校から3名にご参加頂きました。オールセラミックであるe-maxシステムを利用したプレスポーセレンのクラウンとCAD/CAM機材によるPMMAディスクを削り出しによるテックを作成してもらいました。また時間が余ったので、セシードのワンボディシステムによる硬質レジンジャケット冠の作成も行いました。レジンの築盛に多少苦労しているようでしたが、みなしっかりと技工物の作成ができました。
▼左:ステイン塗布をレクチャー/中:ステイン塗布に苦戦している学生さんたち/右:ようやく出来上がりました!
色々な素材を使用できて、楽しく技工の体験ができたように思えます。
学校で習うことが実際の仕事でどのように使われるのか、仕事として歯科技工をしていく上で、
学校にいるうちにどのようなことを学んでおくべきかなど、少しでも参考になればと思います。
(株)ZOO LABO 入社体験に参加して
新東京歯科技工士学校夜間部2年 吉田洵
7/5(土)(株)ZOO LABOの入社体験に参加させて頂きました。入社体験というものに参加するのは初めてだったので不安もありましたが、1日終わってとても楽しく過ごすことができ、とても勉強になりました。私は架工課の体験に参加させて頂き、e.maxクラウン、PMMAパターンの作成、硬質レジンクラウンの築盛等、様々な体験をしました。
▼CADデザインを学んでいるところ
WAXUPでは、思うように盛ることが出来ず時間だけが超過してしまいました。
技工士の方に形態を修正してもらいましたが、道具の使い方、WAX操作など、自分とは全く違っていてWAXの盛り方、早く作るためのコツなど大変勉強になりました。PMMAパターンではCADによるデザインを体験することが出来ました。CAD操作でデザインをする難しさが分かった気がしました。CAD/CAMに興味がある私としてはもっと勉強してCAD/CAMで良い補綴物を作ろうという思いがより強くなりました。e.maxのステイン操作も大変難しいものだと痛感しました。より審美を追求されるクラウンのステイン操作ができるようになるにはまだまだ長い道のりがあるなと感じました。
全体を通してまだぼんやりとしか見えていなかった補綴物の製作の仕方が少し見えてきて本当に勉強になりました。
まだ今自分に足りない部分を学生の間に少しでも身に着けて、免許取得後に活かせるようにしたいと思います。
ありがとうございました。
▼左:waxupを学んでいるところ/中:新入社員同様、しっかり指導しました。埋没中。/右:ステインのコツを説明中です。