クリニックを開業する時に、何件か出入りしていた中の1社でした。私の場合、何を決めるときもそうなのですけど、フィーリングでしたね。話をしていて、信頼できると思ったのでお願いをするようになりました。
最初の直感通り、しっかりと話を聞いてくれますし、色々とお願いできる関係性ができていると思います。距離的な近さもあって、何かがあった時も「お昼に取りに行きます」「一度見に行きます」と、レスポンスが早いっていうのも有難いですね。
そうおっしゃられていますが、先生の人柄に引っ張られている部分も大きいです。お子さんや年配の方、私たちまで分け隔てがなく、先生の裏表のない性格から出るお言葉は、そのまま受け取らせていただいています。技工士の立場としては、余計な詮索はせずに言ってくださるものをそのまま技工物に反映できるので、とても作業がしやすいです。
そんなことはないですよ。例えばですが、お寿司屋さんに行ったとして、「こんなのありますか?」って聞いたときに「探してやってみるよ」じゃなくて、すぐに「ないよ」なんて言われると、もう行きたくないですよね。それと一緒で、誠意をもって対応してくれているのが伝わるので、それでもダメだっていうのであれば、本当にできないんだなって納得しています。
私たちからは、逆に見えていて。先生が患者さんに対して、良いものは良い、ダメなものはダメとはっきり言ってくださっているので、患者さんにわがままを言わせない…というより、できないことをできるとはおっしゃらないので、すごく助かっています。
技工所のなかには「ここは譲れません」みたいなところも多いんですよね。それを自分のこだわりだと思われている方も多いようですが、あくまで私たちの仕事は、患者さんの要望に応えることなので、こだわりを押し付けることだとは思っていません。その辺りもやはりZOO LABOさんとはフィーリングが合っているんだろうなと思います。
前のクリニックの時に、同業他社とも取引をしていましたが、やっぱりZOO LABOさんはレスポンスが違います。ドクターと技工所との間に問題が起きると、最終的なしわ寄せが行ってしまうのは患者さんです。実際、壊れることも多いものなので、そういう時にいつもうまく連携が取れているので、解決までの時間がすごく短いですね。
当社とクリニックの物理的な距離の近さもありますが、やっぱり先生の人柄がそうさせているように思います。初めはわんわん泣いているお子さんでも、最終的には笑顔にして見送ってしまうドクターなので。だからうちも当然しっかりとやらなくちゃ、迷惑をかけちゃいけないし、困らせたくないっていう意識があります。
結局どこのクリニックもそうだと思いますが、やっぱり患者さんのために治療をしているので。その根本を理解してくれていて、私の意向をうまく汲み取ってくれているZOO LABOさんには感謝しています。
こんな風にすごく技工所のことを思ってくださっているのは、日々のやり取りを通しても感じています。口だけで行動すると、結局自分に返ってきてしまうので、先生はいい意味でそのままなので、すごく楽しく仕事をさせていただいています。
今、取引をしているのはZOO LABOさんだけです。一般的なクリニックは、保険診療はこっち、自費診療はこっち、といくつかの技工所とお仕事をしていると思いますが、うちの場合は一社に絞っています。模型がどこに行ったのか分からなくならないように…など、もちろん他の理由もありますが、全てをお任せしても良いかなという関係性が構築できている部分が大きいですね。
ZOO LABOさんが作ってくれるものは、すごく質が良いです。患者さんのお口のなかにセットをした時に、結構ストンと合っちゃうことが多いです。患者さんは「先生すごい~!ぴったりですよ」なんて褒めてくれますが、「いや、これは歯科技工士さんっていう人がいて、作ってもらったんですよ」って説明しています。
先生のすごいところは、ココなんですよね。歯科技工士を登場人物にあげない先生が普通ですが、患者さんにその辺りもしっかりと説明をしてくださっています。
いや、そんなことはないです。ひとつのクリニックがあった時に、正直ドクターの力って3割程度だと思っています。あとは歯科技工士さんなど、たくさんのスタッフや患者さんのおかげで成り立っているので。F1のレースを見てて思うんですけど、レーサーが車を速く走らせることができるのは、メカニックの方々のサポートありきです。ここで6年間も、トラブルなくクリニックをやって来られたのは、スタッフを含めてZOO LABOさんのおかげだと心から思っています。
ありがとうございます。
私は先生のおかげで、患者さんから菓子折りをいただいたことがあります。以前、入れ歯をつくられた方が、「前と同じ方にお願いをしたい」とクリニックに来られたそうで。一般的な患者さんの場合、歯科技工士がつくっていることは知らないので、患者さんに私たちのことを説明してくださっているからこその出来事でしたね。
私のなかではチームで仕事をしている意識があるので、良いことが起こった時は、みんなで共有したいなと思っています。
しかもクリニックにお伺いするときには、「技工士さん忙しいのに来てくれたんですよ」というお言葉まで。技工士の存在を表舞台に出してくださいますし、心からチームみんなで取り組んでいると思ってくださっているのを感じています。
でも、仲の良さがあってのこの関係性っていうのもありますよね。前にみんなでスノーボードに行ったことがあります。このメンバー+1名の計4名の男性だけで。普段から食事に行ったりしているので、すごく仲は良いと思います。
そうですね。どっちかというと、仕事面だけではなくて、割とプライベートなお誘いもいただけるので、嬉しいです。先生のお宅にお邪魔したこともあります。最近引っ越しをされたので、お手伝いもさせていただきました。
仲良くさせていただいている反面で、仕事先+友人関係みたいになっているため、もっと新しい商品も紹介させていただきたいなと、個人的には思っています。先生の性格上、あまり患者さんに自費治療などはオススメされないので、その辺りも協力していきたいです。
診療スペースの壁や、待合室にペーパーを置くなどして、先生の方から声をかけなくても、「先生あれ何ですか?」と患者さん発信の流れも作っていけたらいいですね。
もちろん患者さんの利益が優先ですが、クリニックも儲かって、うちも儲かるような、もうちょっとお互いの利益が追求できる段階に入っていければと思っています。お互いが良くなるような提案を積極的にして、高め合っていきたいですね。