404

SERVICE
サービス

HOME 〉 SERVICE 〉 DENTURE

CONCEPT

働きやすい環境が整うことで、技工物の質向上にもつながっています。また、時間にゆとりができることで、たくさんの中のひとつではなく、一人ひとりの患者様のことを見る時間が、前よりも持てるようになりました。忙しいとどうしても流れ作業になってしまうため、環境の改善は本当に大きな強みです。小規模な会社では難しい設備投資なども積極的に行っているため、歯科技工士としてはモチベーションが上がり、やりがいがあります。また、新しいもの、知らないものに対して、貪欲に求めていく姿勢を持ったスタッフが多く、チームワークも抜群。大規模な組織になってくると、部署間で壁ができてしまい、連携が取れにくくなるものですが、当社は社員同士の仲の良さはもちろん、そういったバランス面でも優れています。
モノづくりに必要なのは、技術はもちろん、プラスアルファ。
杉山 健太
1年目より義歯課へ配属/6年目より義歯課リーダーに就任/5年目 BSP認定資格取得/9年目 デジタル技工部 義歯課 課長に就任
沼津歯科技工専門学校卒業後、いくつかの歯科技工所勤務を経て、株式会社西山歯研(現 株式会社ZOO LABO)入社Ivoclar Vivadent社のBPSテクニカル認定コース、同アドバンスコースなど多数のBPS関連のセミナー、認定コースを受講し、BPSデンチャーやデンチャーキャラクタライズなどの最先端の技術を習得。現在、デンチャー部門リーダーを務めつつ、デジタル技工技術を積極的に推進している。趣味はラーメン屋巡りで制覇したラーメン二郎店舗は20軒以上。
WORK MV
先生とはどんなコミュニケーションをしていますか?最適なことをお伝えできる関係づくり。
「気になったら聞く」というスタンスなので、指示書に不明点があれば必ず先生に確認してから製作に入ります。ときには先生と私で見解が割れますが、私が正解のときも間違っているときも両方あります。でも、勝ち負けや優劣の問題ではありません。患者様に最適なデンチャーをつくるために必要なプロセスです。実は以前、先生に一方的に意見をおしつけていた時期がありました。当時は、「患者様の主訴は何か」という基本中の基本が抜けてしまっていたのかもしれません。先輩に指摘されてやり方を改め、今は先生の治療方針や考え方を理解したうえでディスカッションをしています。
印象に残っているエピソードについて教えてください一瞬で結果が分かる。
BPSデンチャー製作のときは工程ごとに立ち会うのですが、患者様はほぼ例外なく暗い表情をしています。柔らかいものしか食べられない、口の中を見られたくないからいつも手で隠している……。歯を失うということは、生きる力を削いでしまうのだと痛感します。ところが、完成したデンチャーをセットする日は別です。誰もがわくわくした表情でユニットに座り、女性の方はばっちりお化粧をしてきます。そしてセットした瞬間、パッと笑顔に「噛める!」と喜んでいただけるのが、この仕事をしていてよかったと思える瞬間ですね。でも逆に、合っていない義歯だと表情が一瞬で曇ります。こうなってしまったら私の負け。しっかりと不具合を見極めて調整していきます。
技術を高めるためにどんなことをしていますか?こだわりと情報共有を両立させる。
立ち会い以外は基本的に部屋にこもりっきりの仕事なので、可能な限り外部のセミナーや勉強会に参加するようにしています。講義内容はもちろんですが、歯科技工士の横のつながりができるのも大きなメリット。ライバルがいるとやる気が出ますからね。さらに私はリヒテンシュタインで開催されたBPSテクニシャン向けの勉強会に、社費で参加させてもらいました。当社は技術向上の投資を惜しまないので、本当にありがたいです。社外で学んだ技術は社内の歯科技工士にも教えますし、新人の経験値をあげるために自費の製作を任せることもあります。若手がどんどん入ってくるので、自分ひとりだけでなくチーム全体のレベルアップが今後の課題です。